先週の土曜日、5月9日に海外で「価値のない質の低いコンテンツ」のペナルティが多く発生しているようです。
弊社の実験サイトでもペナルティが来ているものがありますので、事例を交えて解説します。
海外のSEO情報サイト「Search Engine Roundtable」で、週末に価値の低いコンテンツのペナルティがGoogleからあったという記事が出ています。
・Google Slaps Mass Manual Actions For Thin Content Over Weekend
(※英語のページへのリンクです)
https://www.seroundtable.com/google-manual-actions-thin-content-20279.html
上記のサイトでは、Googleは、週末から今週にかけて、あるコンテンツネットワークを突き止めて、それに参加する多くのサイトを特定して、大量の「価値のない質の低いコンテンツ」ペナルティを送ったとあります。
フォーラムにも書き込まれている事例が数多くあり、中にはコンテンツネットワークなどは全くかかわりないという発言も多く見られました。
「価値のない質の低いコンテンツ」とは、Googleのウェブマスターツールヘルプによりますと
上記の4つが記載されています。
今までの経験では、主にアフィリエイトサイトやサテライトサイトで指摘されることが多いペナルティと思われます。
注意するところは、オリジナルコンテンツだと「質の低いコンテンツ」にならないと誤解している人がいますが、オリジナルかどうかは、コンテンツの質を測る1つの手段に過ぎず、オリジナルコンテンツでも検索ユーザーに役に立たないとGoogleが判断すれば、「質の低いコンテンツ」のペナルティがくる場合があります。
※参考 ウェブマスターツールヘルプ「価値のない質の低いコンテンツ」
https://support.google.com/webmasters/answer/2604719?hl=ja&ref_topic=4591246
弊社では、さまざまな実験サイトを運営しており、実際に5月9日に手動ペナルティが来ているサイトがありました。
ただし、海外のサイトでは「価値のない質の低いコンテンツ」のペナルティが多く来たとありますが、弊社に来たペナルティは、「悪質なスパム」というペナルティでした。
◎実際のペナルティ画面
実際に「悪質なスパム」ペナルティが来たサイトですが、特に何かしていたわけではなく、サイト作成したあとは、なにもせずに置いていたサイトでした。
ペナルティがくるとは思えないサイトなのです!
今までの経験では、「悪質なスパム」ペナルティはめったにくるものではなく、有料リンク用のサイトとして、ワードサラダのような自動日本語生成サイトや複数の手動ペナルティにまたがっている場合など、明らかに問題があるサイトへくるペナルティです。
しかし今回は、特に何もしていないサイトにペナルティがきました。
心当たりといえば、唯一、オールドドメインを使用していることです。
海外のペナルティ事例と同じ時期に来ていますので、関連があると思われます。
海外のペナルティは、コンテンツネットワークに関連したサイトがペナルティになっているということなので、オールドドメインのもともとの被リンクサイトが、コンテンツネットワークに関係していて、そこからペナルティが来た可能性か間違ってペナルティになったかしか考えられません。
今回の事例でわかったことは、実際に何もしなくてもペナルティは来る場合があるということです。
今回は、全く身に覚えがないペナルティですので、再審査リクエストにその旨を書き、送ってみようと思います。
何かわかりましたら、後日談で書きたいと思います。
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